肩こり

肩こり②姿勢と運動不足

肩こりを招く筋肉疲労の最も大きな要因は、肩や首まわりに負担をかける悪い姿勢です。

よい姿勢とは、背骨がゆるやかなS字カーブを描いた状態です。
しかし、現代人の生活では、正しい姿勢を維持することがとても難しいのが現状です。長時間のデスクワーク、OA機器の多用、車の運転、また最近では、携帯電話やスマートフォンの使用など、S字カーブがくずれた不自然な姿勢を長時間続ける生活シーンが増えています。
本来の姿勢がくずれてゆがみが出てくると、そのゆがみをカバーしながら体を支えるために、肩や首周辺の筋肉には、必要以上の負担が強いられることになります。

もともと筋肉量が少ない人や筋肉の弱い人は、その負担は一層大きくなります。
たとえば、猫背の人は、頭をまっすぐ起こすために、背中が丸まった分、脊柱起立筋をよけいに緊張させることで、頭部の位置を保とうとします。いすに座ってパソコンの操作をする際にあごを大きく前に突き出して操作するくせのある人も同じです。

肩こりは、不自然な姿勢を支えようと必死でがんばっている筋肉の悲鳴といえるでしょう。
姿勢はくせのようなもので、無意識にとっていることが多いものです。自分自身の悪い姿勢を自覚し、普段から意識して修正するようにすることが大切です。
悪い姿勢を招きやすいシーンでは、環境を少しでも改善するとともに、こまめに筋肉をほぐすようにして、筋肉疲労をためないようにしましょう。

筋肉疲労というと、運動のしすぎと思われがちですが、体を動かさないことによっても起こり、運動不足は肩こりの大きな原因の一つです。

交通機関が発達した現代、昔のように長時間歩いて移動することはありません。
仕事においても机の前に座りっぱなしで、電話やメール1本ですむことが多くなりました。
車の運転や立ち仕事など、同じ姿勢を保たねばならない業務もあります。
家庭のなかでも、かつては家事も重労働でしたが、掃除機や洗濯機などの普及でずいぶんラクになりました。
現代人は、この便利で快適な生活を引き換えに、体を動かす機会を極端に失ってしまいました。

全身の筋肉を動かさないでいると、いつも一定の筋肉だけを使って姿勢を保たねばなりません。
その筋肉は常に収縮しっぱなしで、どんなに良い姿勢でもお長時間動かさずにいると同じ事になります。

体を動かすと、筋肉は収縮と弛緩を交互に行ってポンプのように血管を締め付けたりゆるめたりして血行が促されます。
運動不足の状態では、とくに静脈の血流が悪くなりがちです。
心臓のポンプ運動によって血液が押し出される動脈と違い、静脈は、周囲の筋肉が動くことで初めて血流が促される血管です。

静脈は全身から老廃物を受け取って心臓にもどす血管なので、血流が悪くなると老廃物が排泄されず、肩こりの原因になります。
また、筋肉は動かさないでいるとやせて弱くなっていきます。
正しい姿勢を保つ力を失い、さらに、肩こりや痛みが増幅することになります。
つまり、筋肉をよく動かして緊張をほぐし、血流を促すこと、そして筋肉量を増やすことが肩こり解消のカギということになります。

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