むくみ

むくみ⑦

深部静脈2

足の静脈の血液の90%を深部静脈が運んでいるのですから、表在静脈の役目は、予備の静脈通路といえなくもありません。

足首から足のつけ根まで、足の内側を60~80センチも流れている表在静脈を大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)と呼んでいます。

「伏在」とは、広辞苑では「ひそみかくれている」という意味です。
この静脈はまさしくそういう静脈なのです。

一方、外側の足首からひざの裏までの表在静脈は、小伏在静脈(しょうふくざいじょうみゃく)と呼ばれています。
この2本の表在静脈はそれぞれに枝があるので、何カ所かで微妙につながっているといえます。おもだった表在静脈はこの二つだけですが、大伏在静脈が二本あったりすることもよくあります。

表在静脈同士のつながりのほか、足の静脈にはもう一つのつながりがあります。
深部静脈と表在静脈のつながりです。

深部静脈は筋肉を包み込む筋膜の中にあるので、表在静脈は筋膜を貫いて深部静脈をつながっています。そして、血液の流れは、つねに表から奥へ、すなわち表在静脈から深部静脈へと、一方通行で流れていきます。

その秘密はこれから述べる弁の存在によるものです。

筋膜を貫いているバイパスを「交通枝」あるいは「穿通枝(かんつうし)」といいます。
これらの静脈は細く、外径2~3ミリにすぎません。
見つけた人にちなんだ名前がついていますが、有名で、かつ名前がついたものは3つほどで、下から順にコケット1、2、3  ボイド  ドット  などと呼ばれています。

医療用語で、「コケットの3番が不全だ」などといわれています。

有史以来、血液が体内をどう流れるのかは、大きな問題でしたが17世紀にハーベイという人が静脈の「弁」を発見したことで、下がった血液があがるしくみがようやく明らかになったのです。

足のポンプ作用によって心臓に向かう血液は、弁によって逆流せずにすみ、すなわち、静脈内は一方通行になり、血液は上に上がっていくわけです。

この弁の発見は、大発見でした。なお、胸やおなかの中の静脈には弁がありません。これは腹圧や呼吸がうまく血液を押し上げて、心臓にもどしてくれるからです。

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