保険について

各保険②

貯蓄型の保険

老後資金を準備する手段として、円建ての個人年金保険は魅力が薄れ、一時払いの終身保険も販売を停止している生保会社があります。マイナス金利政策による運用難から、現在では円建ての貯蓄型保険は新商品も出にくい状況です。
そのため、最近の貯蓄型保険の主流は、日本円に比べて相対的に金利が高い外貨建ての保険に移行しています。外貨建ての保険では、新たに学資保険や生前贈与がしやすくなる保険が発売されています。

一時払いの養老保険で、毎年支払われる生存給付金を、贈与税の非課税枠の範囲で指定した子や孫に贈与できます。一時払い保険料は米ドルが豪ドルで運用し、生存給付金は為替変動で増減しますが、贈与金額を契約時に円貨で指定し、差額は翌年以降の分で調整します。自身が年金として受け取ることもできますが、相続対策として注目され、数社で販売されています。
変額年金等で同様商品もあります。

2018年秋頃から、金融庁は外貨建ての保険の監督を強化しています。背景には、不十分な説明で本人や家族からの苦情が急増したことがあります。
そのため、銀行窓販では説明補助資料を用意しました。

本来、外貨建ての保険は、余裕資金で運用したい人や、相続対策をしたいといった人に適した保険で、短期払いのものであれば、学資保険代わりとしても活用する方法が考えられます。

外貨建ての保険を、外貨で運用する金融商品の一つとして捉えるのであれば、積立利率や為替リスク、手数料などをチェックすることが重要になってきます。
とはいえ、死亡保険金や年金額などに最低保証がある商品もあり、通常の投資商品と比べて、ハードルが低いと感じる人も少なくないといいます。
また、個人年金の保険商品は、生命保険料控除(個人年金保険料控除)を使うことができるタイプもあります。貨建ての養老保険の場合、生存給付金や満期給付金を受け取る人を指定できるなど、他の運用商品にはないメリットもあります。
生存給付金を子や孫に生前贈与する目的で利用する場合、一度手続きをすれば、2回目以降は何もしなくても自動的に毎年生存給付金が支払われるので、手間もかからないという点では高齢者に適しています。
信託商品に生前贈与ができるタイプのものがありますが、まさにその保険版として選択肢の一つになります。

若い世代が資産形成の一部として活用するなら、月払いタイプの保険が選択肢になります。
外貨建ての個人年金保険でも、保険料は毎月、円で一定額を口座から引き落として積み立てる商品もあり、それでしたら、ドルコスト平均法が効いて為替リスクを軽減できます。
例として、30歳と40歳の女性が月1万円の保険料で外貨建て個人年金保険に加入するプランが下記の図表になります。

外貨建て個人年金保険の加入例(30歳女性、40歳女性の場合)

契約者 保険の種類 保険期間/支払い開始 月額保険料 年金額※
30歳女性 10年確定年金 60歳満了/60歳開始 10,000円 4,660米ドル
40歳女性 65歳満了/65歳開始 3,632米ドル

※外資系生保で、年金額は保険料払込期間中の基準積立利率を年2.65%のまま固定した場合、利率により年金額は増減します。

30歳の女性は60歳から年4,660米ドル、40歳の女性は65歳から年3,632米ドルを10年間受け入れる見込みになります。
円建て個人年金の魅力が薄れている今、選択肢の一つとして検討する余地はあります。

基本的な仕組みやコスト、リスクについて、十分に理解することが重要です。

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